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教育訓練給付制度対応の社労士講座を選ぶ!一般/特定一般教育訓練指定の高品質講座を厳選
本記事では、教育訓練給付制度(一般教育訓練給付)を活用して、社労士講座の受講料を安くしたいという方向けに、おすすめ講座の情報をまとめています。
教育訓練給付制度には「一般教育訓練給付」と「専門実践教育訓練給付」の2つ分類があり、社会保険労務士は「一般教育訓練給付」に分類されます。
一般教育訓練給付では条件を満たした方が指定講座を修了すると、支払った受講料の最大20%(最大10万円)に相当する額が支給されますので、受講料を抑える事が可能です。
更に、2019年10月からは40%の給付を受ける事が出来る「特定一般教育訓練給付」が新設されています。現状非常に少ないですが指定を受けている講座がありますので、あわせてご紹介したいと思います。
本記事では一般教育訓練給付の指定を受けている講座をご紹介するだけでなく、受験率・合格率などの各種統計情報から講座の持つ品質も掘り下げて解説しますので、より優れた講座を選ぶための参考にして頂ければと思います。
尚、記載している内容についてはいくつか注意点やポイントがありますので以下に整理しております。
記載情報の注意点・ポイント
- 2017年度の一般教育訓練給付制度の指定講座を対象としています
- 記載の統計情報は指定講座のみの情報です、全体の一部の情報である点にご留意願います
- 統計情報は随時更新されますので変動致します
- 指定講座は変更される場合がありますので、最新の情報は資料請求等でご確認下さい
- 資格学校に指定講座が複数ある場合は平均値を記載しています
一般教育訓練給付制度をもっと知りたい方へ
「一般教育訓練給付って何?」という方は以下の記事で対象者の条件や申請方法まで徹底解説していますので、ご一読ください。「教育訓練給付」はバッチリ社労士の試験範囲に入っていますので、初学者の方は勉強のためにも、受講料を抑えるためにも読んでおいて損はないと思います。
講座の内容や受講料は変動する可能性があります。講座の開講時期、各種割引やオプションの有無等でも受講料は変動しますので、必ず購入前に資格学校の公式ホームページや資料請求でチェックするようお願い致します。
この記事の目次
資格学校全体の平均値を徹底解剖
「早速講座の情報をチェック!・・・とその前に!」何事にも基準が大切だと思いますので、全資格学校の一般教育訓練給付の指定講座をピックアップして各種統計データの平均値を求めてみました。
各資格講座が下記の平均を「上回っているか、下回っているか」で比較検討するための目安に出来るかと思います。計算方法も記載していますので、各統計種別がどのような意味を持っているのか軽く理解して頂くと、後の講座毎にお示しした解説がわかりやすくなると思います。
統計種別 | 計算式 | 資格学校全体の平均 |
資格学校の数 | 17校 | – |
対象講座の総数 | 74講座 | – |
受講修了者数の平均 | 5,472名÷17校 | 322名 |
資格受験者数の平均 | 3,984名÷17校 | 234名 |
受験率の平均 | 3,984名÷5,472名 | 72.8% |
合格者数の平均 | 580名÷17校 | 34名 |
合格率の平均 | 580名÷3,984名 | 14.56% |
計算式自体は簡単なので、すぐに理解できるレベルだと思います。この年(2017年度)の社労士試験の合格率は6.8%なので、単純に資格学校の合格率はこれの2倍を上回る高い合格率を誇っていると言えるかと思います。
受験率や合格率はとてもわかり易い指標なのですが、受講修了者数や資格受験者数がとっても少ない場合は、数値の持つ信頼度が下がると考えて頂いて良いと思います。
例を示すと「受験者数が2人で合格者が1人」と「受験者数が100人で合格者が50人」の場合は合格率はどちらも同じ50%となるんですが、前者は母数が少なすぎるので鵜呑みにして良い数値なのかは疑問符が付いてしまいますね。
とまあ、お示ししている数値を個別に判断せずに総合的に見て頂ければ講座の持つ品質の一端を知る手がかりになると思いますので、参考にしてください。
フォーサイト
フォーサイトは、テキスト・講義・e-Learningなど教材のクオリティが高い事で定評があります。合格率については公式でも公表されており、高い合格率を毎年維持しているため受講生に人気のある通信講座です。
修了者数・受験者数共に資格学校の中ではトップクラスの数値を誇っていますので、統計情報としては十分信頼できるかと思います。合格率については資格学校の平均を大きく上回っており、クオリティの高い講座である事が見て取れます。
やや受験率が平均より下回っているため、フォーサイトのカリキュラムにしっかり最後までついて行けた方は、全国平均の3倍以上という高い確率の恩恵を受ける事が出来ると分析出来ます。
指定講座の統計情報
統計種別 | 統計値 | 資格学校全体の平均と比較 |
受講修了者数(※1) | 2,163名 | ↑↑671.7% |
資格受験者数(※2) | 1,267名 | ↑↑541.4% |
受験率(※2÷※1) | 58.58% | ↓80.4% |
合格者数(※3) | 259名 | ↑↑761.7% |
合格率(※3÷※2) | 20.44% | ↑↑140.3% |
指定講座の情報一覧
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
バリューセット1[基礎+過去問講座] | WEB通信 | 103,600円 |
バリューセット2[基礎+過去問+直前対策講座] | WEB通信 | 152,600円 |
資格の大原
大原の社労士講座は通学・通信両方の学習スタイルを備え、特にe-Learning「社労士24」は独学・初学者・経験者まで幅広い層に人気があります。後述していますが、大原は社労士にはかなり力を入れており「特定一般教育訓練給付」の指定講座も持っています。
受験率が高めなので途中で諦める事なく最後まで走り切る事が出来るカリキュラムを敷いていると思います。大原はサポートも手厚いので、安心して最後まで走り切ることが出来ると思いますから、数値に表れていると思います。
修了者・受講者数とも概ね平均値なので、統計値は比較的信頼がおけると思います。合格率は非常に高く出ており資格学校の平均を大きく上回っていますから、クオリティの高い講座であると分析できます。
指定講座の統計情報
統計種別 | 統計値 | 資格学校全体の平均と比較 |
受講修了者数(※1) | 294名 | 91.3% |
資格受験者数(※2) | 286名 | ↑122.2% |
受験率(※2÷※1) | 97.28% | ↑133.6% |
合格者数(※3) | 74名 | ↑↑217.6% |
合格率(※3÷※2) | 25.87% | ↑↑177.6% |
指定講座の情報一覧
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
社労士合格コース | 教室通学 | 200,000円 |
社労士合格コース | WEB通信 | 195,000円 |
社労士合格コース | DVD通信 | 220,000円 |
社労士経験者合格コース | 教室通学 | 180,000円 |
社労士経験者合格コース | WEB通信 | 175,000円 |
社労士経験者合格コース | DVD通信 | 200,000円 |
社労士24 | WEB通信 | 79,800円 |
社労士24+直前対策 | WEB通信 | 128,000円 |
資格の大原
特定一般教育訓練給付
一般教育訓練給付では20%の支給額でしたが、大原ではそれを上回る40%の給付を受ける事が出来る「特定一般教育訓練給付」の対象講座をいち早くラインナップしています。
指定要件が一般教育訓練給付よりもかなり厳しく、「受験率:80%以上/就職・在職率:80%以上」などの条件があるため、指定を受けている時点で講座のクオリティはかなり高いと判断できます。
2019年10月以降に適用される新しい制度なので、現状で社労士講座はたったの18講座程度となっていますが、大原では迅速に対応していますので社労士講座に力を入れているのがわかります。
指定講座の情報一覧
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
社労士合格コース | 教室通学 | 200,000円 |
社労士経験者合格コース | 教室通学 | 180,000円 |
社労士速修合格コース | 教室通学 | 170,000円 |
ユーキャン
ユーキャンの社労士通信講座は、テキスト教材主体なので独学に近い学習スタイルを安価に提供しています。独学に近い学習スタイルを求めている方で、資格講座のしっかりした試験対策ノウハウを得たいという方におすすめです。
受験率が低めに出ていますが、これは安さに起因するところが大きいかと思います。いくらクオリティが高くても「安価」である事がで、途中で諦めてしまう離脱率を上げる要因になっていると考えます。
ユーキャンの社労士通信講座の合格率は資格学校の平均にこそ及んでいませんが、全国平均を上回っています。ユーキャンは傾向分析が上手く、教材開発の能力が非常に高いと思いますので、品質が良さが合格率に出ていると思います。
指定講座の統計情報
統計種別 | 統計値 | 資格学校全体の平均と比較 |
受講修了者数(※1) | 515名 | ↑159.9% |
資格受験者数(※2) | 277名 | 118.3% |
受験率(※2÷※1) | 53.8% | ↓73.9% |
合格者数(※3) | 29名 | ↓85.2% |
合格率(※3÷※2) | 10.5% | ↓72.1% |
指定講座の情報一覧
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
社会保険労務士講座 | 通信 | 79,000円 |
クレアール
クレアールの社労士講座は独自の「非常識合格法」で学習の効率化を図っており、起用している講師の専門性も非常に高いので、効果的に実力をアップできる講座として受講生の人気ががあります。
クレアールについては、受講修了者数や受験者数の数値が低く、母数が少ないため一般教育訓練給付の枠組みだけでクレアールのクオリティを判断してしまうのは、少々無理があるのかなと考えます。
これは、クレアールはキャンペーンが非常に強力で受講料が安くなる事が多いため、一般教育訓練給付を適用する受講生が非常に少ない事に起因しているかと思います。
統計としての母数は少ないものの受験率は資格学校の平均を保っており、合格率についても全国平均を上回っていますので資格学校としてのスペックは満たしていると判断出来そうです。
指定講座の統計情報
統計種別 | 統計値 | 資格学校全体の平均と比較 |
受講修了者数(※1) | 132名 | ↓↓40.9% |
資格受験者数(※2) | 105名 | ↓↓44.8% |
受験率(※2÷※1) | 79.5% | 109.2% |
合格者数(※3) | 10名 | ↓↓29.4% |
合格率(※3÷※2) | 9.50% | ↓65.2% |
指定講座の情報一覧
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
一発ストレート合格パーフェクトコース | WEB通信 | 192,000円 |
中級パーフェクトコース | WEB通信 | 205,000円 |
中上級W受講パーフェクトコース | WEB通信 | 214,000円 |
上級スタンダードコース | WEB通信 | 128,000円 |
上級パーフェクトコース | WEB通信 | 158,000円 |
資格の学校TAC
資格の学校TACは、法律・会計などの資格指導歴が長く合格実績が豊富な大手資格学校です。市販向けのベストセラー資格対策本も多数手掛けており、豊富な受験指導経験の為せる技だと思います。「TAC」の名前を書店でご覧になった方も多いことでしょう。
全体で均(なら)してしまうと「大手としてはちょっと物足りないかな・・・」という数値になってしまっていますが、開講講座や拠点が相当な数になりますので、場所によっては、物凄く高い合格率を誇っていたりします。
そのため校舎毎の担当講師の力量の差が出ていると考えますので、通学を考えられている方はご自身の受講する講座を担当する講師の力量を推し量る目利きが必要になろうかと思います。
指定講座の統計情報
統計種別 | 統計値 | 資格学校全体の平均と比較 |
受講修了者数(※1) | 1369名 | ↑↑425.1% |
資格受験者数(※2) | 1209名 | ↑↑516.6% |
受験率(※2÷※1) | 88.31% | ↑121.3% |
合格者数(※3) | 96名 | ↑282.3% |
合格率(※3÷※2) | 7.94% | ↓↓54.5% |
指定講座の情報一覧
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料 |
総合本科生 | 教室講座 | 224,000円 |
総合本科生 | ビデオブース講座 | 224,000円 |
総合本科生 | Web通信講座 | 219,000円 |
総合本科生 | DVD通信講座 | 247,000円 |
総合本科生Basic | 教室講座 | 242,000円 |
総合本科生Basic | ビデオブース講座 | 242,000円 |
総合本科生Basic | Web通信講座 | 238,000円 |
総合本科生Basic | DVD通信講座 | 265,000円 |
総合本科生Plus | 教室講座 | 330,000円 |
総合本科生Plus | ビデオブース講座 | 330,000円 |
総合本科生Plus | Web通信講座 | 324,000円 |
総合本科生Plus | DVD通信講座 | 334,000円 |
総合本科生Basic+Plus | 教室講座 | 356,000円 |
総合本科生Basic+Plus | ビデオブース講座 | 356,000円 |
総合本科生Basic+Plus | Web通信講座 | 350,000円 |
総合本科生Basic+Plus | DVD通信講座 | 359,000円 |
速修本科生 | 教室講座 | 155,000円 |
速修本科生 | ビデオブース講座 | 155,000円 |
速修本科生 | Web通信講座 | 155,000円 |
速修本科生 | DVD通信講座 | 172,000円 |
上級本科生 | 教室講座 | 195,000円 |
上級本科生 | ビデオブース講座 | 195,000円 |
上級本科生 | Web通信講座 | 191,000円 |
上級本科生 | DVD通信講座 | 218,000円 |
上級演習本科生 | 教室講座 | 201,000円 |
上級演習本科生 | ビデオブース講座 | 201,000円 |
上級演習本科生 | Web通信講座 | 197,000円 |
上級演習本科生 | DVD通信講座 | 225,000円 |
教育訓練給付制度対応の社労士講座まとめ
今回各種統計データと共におすすめの講座をご紹介して来ましたが、教育訓練給付制度の利用者は講座の受講生全体と比べるとほんの一握りにすぎませんから、統計データがイコール講座そのものの品質と断定するのは少々早計かと思います。
しかしながら、指定を受けている時点で厚生労働省のお墨付きなわけですから、講座の品質が良く透明性も高いと考えます。また、指定を受けている講座と受けていない講座でふるいにかける事も出来るので、講座選びの目安として効果的に機能すると思います。
一般教育訓練給付の20%や40%という給付金額は「割引」としてみるとかなり高い数値ですが、一定の条件を満たす必要があるため少々ハードルがあります。各種資格学校では、条件不要でこれに匹敵するような割引を行うキャンペーンが開催される事があり、両者を併用する事も可能だったりします。
以下の記事で現在開催されている割引・キャンペーン制度の情報を随時更新しておりますので、旬の情報を掴んでさらにお得に社労士講座を受講しましょう。